百年夜行 - 窓付き@
詞:PolyphonicBranch曲:PolyphonicBranch
狐火が灯る頃 宵闇
妖艶に口ずさむ旋律
言わないで 往かないで
先に伸ばした 指が空を切る
焱を求めるは
こちらへどうぞ
迷い道の遊びを
紡いでゆく
ひらひらと恋が舞い散る
百年夜行 私を連れて
はらはらと涙 流れる
月は嘆く 嗚呼
浮世に溺れたり沈んだり
はたまた浮かび上がってみては
うわべだけ戯言を
仮に其れを罪と呼びましょう
割れたお面の
狐が笑う
早くつかまえてよ、と
悪戯に
君と魅た夢が舞い散る
呼吸を忘れるほど切なく
罰ならば甘んじましょう
愛と呼べる 嗚呼
其の髪を頬を唇を
なぞることは赦されないの
もう一度 声を聴かせてと
願わくば
ひらひらと恋が舞い散る
百年夜行 私を連れて
ゆかしかり 骸を越えて
鬼は嘆く 嗚呼
君がため 惜しからざりし
命を捧ぐことも厭わず
鬼たちよ 叶わぬならば
供に 堕ちましょう
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