ぼくというきみへ - 春奈るな
ちっぽけなきみふるえながら
いつも泣いてた
“こんなぼくなんて”
いつも思っていた
ああ愛したせかいを
だれかに傷つけられて
こころ閉ざした
“ぼくが夢みる
せかいをだれも
わかってくれない もどかしい
どうすればいい?
だったらぼくが
大好きなせかいを
嫌いになってしまえば…”
いいきかせてた ずっと
でも心はずっと素直に
生きていたくて
“ほんとはもっと
好きでいたいんだ”
ああ かくしてたきもちが
あふれるおさえきれずに
きみのなかから
もう一度つよく
だきしめたせかいは
あたたかくて やさしい
あの日のまま
見えない腕がきみを包んで
おかえりって わらった
なぐさめるように そっと
そんなきみのなかから
あふれだした ひかりは
幸福論をさけびだすよ
あの日のきみがいてくれたから
ぼくはこうして笑ってる
アイを歌って
だからねきみにありがとうって
とどけたいよ とどいて
きみというぼくへ
ぼくというきみへどうか
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