ねえ 迷(まよ)い込(こ)んだ

恋(こい)のラビリンス 連(つ)れ出(だ)してよ

午前六時

歌手 中川翔子

作詞/作編曲 Ryo

キミに出会(であ)ってから幾度(いくど)となく

眠(ねむ)れぬ夜(よる)を過(す)ごしてきた

たわいもない会話(かいわ)がフラッシュバック

気(き)が付(つ)いたら明(あ)け方(がた)午前(ごぜん)四時(よじ)

メール来(こ)ないかな

そんな期待(きたい)くらいしてもいいよね

ダメですか?

あの日(ひ)キミが教(おし)えてくれたのは

優(やさ)しくて切(せつ)ないこの気持(きも)ち

こんなにも誰(だれ)かを想(おも)うなんて初(はじ)めてなの

…苦(くる)しくて胸(むね)が痛(いた)い

私(わたし)のようにキミにもやっぱり

好(す)きな人(ひと)とかいたりするのかな

確(たし)かめたい でもそんなの無理(むり)

どうしよう 自信(じしん)が持(も)てないよ

明日(あした)会(あ)えるかな

そんな期待(きたい)くらいしてもいいよね

ダメですか?

あの日(ひ)キミが教(おし)えてくれたのは

治(なお)せない恋(こい)の痛(いた)みでした

縮(ちぢ)まらないこの距離(きょり)は永遠(えいえん)?

そんなの嫌(いや)

午前(ごぜん)五時(ごじ) 一人(ひとり)で泣(な)いた

寂(さび)しいって言(い)ったら

会(あ)いに来(き)てくれた

手(て)を繋(つな)いで二人(ふたり)でお出(で)かけ

キミの話(はなし)はとても可笑(おか)しくて

お腹(なか)が痛(いた)くなるほど笑(わら)った

楽(たの)しい気分(きぶん) お昼(ひる)ごはんは

仲良(なかよ)く並(なら)んで食(た)べたりした

夕闇(ゆうやみ)迫(せま)る帰(かえ)りの道(みち)で

思(おも)い切(き)り抱(だ)きしめてくれた

目(め)を閉(と)じたら温(ぬく)もりが消(き)えた

目(め)が覚(さ)めて夢(ゆめ)なんだと知(し)った

止(と)められない 涙(なみだ)があふれ出(だ)して

キミに会(あ)いたい

午前(ごぜん)六時(ろくじ) 伝(つた)えようと決(き)めた

願(ねが)うだけ想(おも)うだけじゃ足(た)りない

残(のこ)ってる背中(せなか)に腕(うで)の感触(かんしょく)

夢(ゆめ)じゃなくて

本当(ほんとう)にしてもらえるように

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