喜多修平 - その時が来るまで
さっきまで隣で笑ってた
頬杖の横顔 指のかたち
気配だけが残る部屋で ひとり
いつも通り少し不器用に
くれた言葉なぞる
次会うまであと何回
思い出すのだろう
のみ込んだはずの想いが
喉に焼きつく
大切な距離 壊せずに
愛しくて 愛しくて
君だけを求める
このままじゃ永遠に
失うのと変わらないのに
苦しくて 切なくて
また僕は躊躇(ためら)う
出せるわけもない答を探しては
誰かの存在が見えそうで
つい目を逸らしたり
君のせいじゃないことくらい
わかっているくせに
目覚めることのない夢ならば
“明日”はこの胸にしまったまま
その表情 覚えていたいよ
どんなに近い距離を
君がくれたとしても
とても届きそうもないんだ
今はただ 今はただ
この愛の隣で
引き換えに最高の微笑みを重ねていこう
いつの日か いつの日か
別々の道へと
時がふたり分かつ日まで 何度でも
ずっと大切に
この想い抱きしめながら
その時が来るまで
愛しくて 愛しくて
君だけを求める
このままじゃ永遠に
失うのと変わらないのに
苦しくて 切なくて
また僕は躊躇(ためら)う
出せるわけもない答を探しては
おわり
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