101回目のファーストキス - 寺嶋由芙
词:真部脩一
曲:真部脩一
いつの間にか
言葉はすべてを語らない
でもかまわない
移り行く日々もどの季節も
素肌に刻み付けてきたから
さかさまに振れば
散らばるような
時間を思い出して
聞き慣れた曲に戸惑う
毛玉付きのわたしがいた
ふいに風が
やさしく髪をなでて
過ぎ去る午後に
追いかけて
そっと触れてみたいのは
優しい背中だけ
100回めのファーストキッスを
君にあげましょう
ほどくように召し上がれ
たった今を感じるだけのことが
恥ずかしい
衝動にまかせてみるよ
長すぎた春に
埋もれてゆく何かを
掘り起こして
よそ行きの服に着替えるように
両手でほらやさしく
抱きしめたら長い間
瞳の奥に留めた
キモチイイのが
溢れだしてしまうのさ
それでいいのなら
100回めのファーストキッスを
君にあげましょう
何回でもいいよ繋がろう
ほっといたら
とっちらかってる恋じゃ
もどかしい
情熱にまかせてみてよ
あと何を言えばいいんだろう
101回めのファーストキッスを
君にあげましょう
創世記のようにあたらしい2人は
恥じらえば恥じらうだけ
素直になってゆくね
ねえキスしよう
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