Eternal Wind-森口博子
まるで悲しみのかけらだわ 街をとざすガラス色の雪
明日をさがす瞳さえも くもらせてゆくの 闇のかなた
見知らぬ力に流されて 心がどこかへはぐれてく
はりさけそうな胸の奥で
鼓動だけが たしかに生きている
光る風の中 聞こえてくるあなたの声
その輝きを 信じてる
青くけむる水平線を この目はまだおぼえているから
まぶたを閉じれば帰れるの 暖かな時間 思い出たち
くりかえすあやまちがいつも おろかな生き物に変えてく
傷つくだけの生き方でも
涙はそうよ 決して見せないわ
光る風の中 ほほえんでる あなたがいる
そのまぶしさを 見つめてる
はげしい痛みは誰のため それがやっとわかる気がするわ
めぐり逢いはそう奇跡なの 幾億の星がさまよう宇宙
さよならが教えてくれたの あなたの本当のやさしさ
誰よりも大事な人だと
胸をはって言えるわ いつの日も
光る風の中 ほほえんでる あなたがいる
そのまぶしさを 見つめてる
熱い瞳に やきつけて
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