作詞:稲葉浩志
作曲:松本孝弘
★ VAN制作
眠りにおちてゆく その横顔を
むさぼるように見つめ
胸の響き 悟られぬよう
青く染まる部屋を抜け出した
すべてを盗みたい
かすかに漏れる息まで
なのにいつかは
離れて行くと
男は呟いている
何かを期待することで
時にすれ違うけれど
無心に与えあい続けることは
夢の道端に咲く花のようだ
誰にできることなのだろう
ひとつの想いだけを
貫こうとすればするほど
愛とはほど遠い力に
激しく揺さぶられる
波のうねりのような
正直なわがままを
もっとぶつけてくれ
ごまかしはしない
あなたを抱き締めよう
とぎれた薄い雲が
目の前をまた横切れば
密かにも大きな決心が
今夜もぼやけてゆく
闇の中から柔らかに
月は照らし続ける
少しづつずれながらも
手探りで寄り添い歩く心を
★ VAN制作
終わり
終わり
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