降車ボタンを押さなかったら - 藍坊主
词:佐々木健太
曲:佐々木健太
コロコロこつんっとぶつかった
誰かがおいていった空き缶
ある晴れた午後のバスは
ゆっくりとまたアクセル踏む
もう転がんないよう
踵でじりじりつぶした
僕の弱さも一緒に
つぶせたらいいのに
窓ガラスに刺さった青空
消毒されたように蒼く
ひんやりと心臓を焦がす
いこうぜ
何度だって立ち上がるんだぜ
頭では解ってるんだぜ
そうさ一歩だ
ここからの一歩だ
コンビニが流れてく
キラキラと
赤信号で止まるように
僕らは止まれないんだよな
パーでチョキに勝つ方法を
全部パァに
なっちまってもまだ探してる
汗にしみ込んだ思い出失敗
それに
臭かった都会の水にも
すっかり慣れていったよ
知り合いはだんだん増えたけれど
友達とはだんだん
疎遠になってったりね
すげえことなんて
もうあんまない気もする
けどまだどっかで僕は
待っちまってるんだよ
急カーブのハンドルさばきで
つり革が吹っ飛ぶくらいの
いこうぜ
何度だって立ち上がるんだぜ
心では解ってるんだぜ
そうさ一だ
どうしようもない暗闇がきて
また遠くに青空は去って
キラキラと街が輝いていくぜ
止まらない時間は確実に
僕らの歯車止めるけど
どこまでいくかだけは止めない
トンネルを抜けてゆこう
立ち上がれ
その先へ
ある晴れた午後のバスは
ひっそりと僕をゆらす
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