幸福論-近藤晃央
近道ばかり探しても
見つかったのは今までと同じ道
探していたその分
本当はもっともっと歩んでゆけたのに
一緒に居られない時間が
いつも不安定で仕方ないんだ
この時の過ごし方次第で
もっともっと大切にできたのに
君と出逢えたから生まれた
悲しさがあるけど
そんな思いさえも 幸せなのかな
“逢いたい”さえ 思わないくらい
いつも側には 居られないけど
逢えないとき 「逢いたい気持ち」が
幸せな時間でいられるように
不安じゃありませんように
思いが言葉になる前に
いつでも君にひとつ伝えたいな
でも伝え方がわからなくて
ただ思いが募るだけなんだ
好きなのに悲しい
悲しさは好きじゃない
幸せも溢れてたのに
なんで忘れちゃうんだろね
「手を離して 残る温もり
冷めないうちに握り返してよ
言葉だけが 繋ぐものなど
この一夜さえも越えられないんだ
今 君に逢いたいんだ」
幸せの定義みたいなものが
どこかの誰かと違っていたら
きっとその誰かは
僕らを不幸と呼ぶかもしれないけど
君と僕が描いた幸福論
今はまだずっと進化論だけど
君に逢いたい逢いたい
僕らだけの幸福論
でも逢えない逢えない
逢えるまでのSing a long
「君に逢いたい」
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