“森の奥 神様さえ知らない場所
実った果実を巡る物語
裸足で彷徨う 少女たちの影
純粋で 愚か どこに辿り着くのだろう”
孤独になるために出会うわけじゃない
その優しさが嘘ならばいいのに
壊れた胸の扉 もう触れたりしないで
きっと戻れなくなるから
望まないはずなのに
信じては傷ついて 怖れてしまう
真っ白に汚れた天使の羽根で
私はエデンの道を辿る
もう少し世界が穏やかだったら
みんな 幸せになれたかもね 永遠に
救いを待つだけの
歌はもう終わり 泣き続けてる
子供にはならない 不確かなこの場所で
生きて行くこと決めた ずっと笑えなくなっても
灰色の地図の上
指で明日を見つける 振り返らずに
透明な硝子の空が砕ける
抱き合ったままで 落ちる光
願いごとが叶う世界に生きたら
本当の天使になれたかもね
“千年後に 少女の想い 実り
楽園に眠る天使の姿に
手にした果実に幸せの種が
大地へ降らせば どこに辿り着くのだろう”
透明な硝子の空が砕ける
抱き合ったままで 落ちる光
願いごとが叶う世界に生きたら
本当の天使になれたかもね
お伽話のように……
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